会社辞めることを決めました。でも簡単に会社辞められるのかな?
「いつ」「誰に」「どんなふうに伝えたらいいの」?
こんな方におすすめです。
転職活動お疲れ様です。退職手続きは転職活動の最後のステップです。
退職手順を知らないと退職日当日までバタバタで仕事するハメになります。
退職手続きで目指すべきもの
会社を辞める具体的な手順
退職手順がうまくいかない時の対処方法
詳しく解説します。
退職手続きで目指すべきもの
退職手続きで目指すものは円満退職です。
従業員側と会社側双方にわだかまりや問題のない状態で退職すること
しかし、円満退職をすることは非常に難しいです。
例えば
- 残される従業員は仕事が増える
- 上司は退職の手続き、お客さんの割り振りなどの仕事が増える
- 会社はこれまでの教育費が無駄になる
あなたが退職することで 会社は損をします。
円満退職をすることは今後の人生において重要です。
できる限り退職する際には円満退職を目指してください。
円満退社のたった一つのコツ
円満退社するたった一つのコツは、所属部署にわだかまりを残さないことです。
なぜなら、転職後も良好な関係を築くことができるからです。
同じ部署で働く仲間はあなたが退職することで1番被害を受けます。
ここへの配慮はしっかりとして下さい。
例えば、
- 引き継ぎを完璧にする
- 会社の愚痴を言わない
- お礼や挨拶をしっかりとする
こうした配慮を徹底しましょう。
ブラック企業で会社に物申したい時もあるかもしれません。
でも退職を決めた時に言うのではなく、改善点や伝えたいことは転職する前に伝えるべきことです。
退職を伝えるときはネカティブなことは伝えないようにして下さい。
会社を辞める具体的な手順
会社の具体的な退職手順は以下の通りです。
手順① 転職先と入社日を決める。
手順② 上司に1ヶ月半もしくは2ヶ月前に報告する
手順③ 退職交渉をする
手順④ 退職届を出す
手順⑤ 引き継ぎをする
手順⑥ 退職日当日
転職先と入社日を決める
内定後、「転職先に転職をすること」を伝えたら、人事の方と相談して入社日を決めます。
入社日を決める前に今の仕事がどのくらいで辞められるのかを確認してください。
例えば、
- 1ヶ月後なのか、2ヶ月後なのか
- プロジェクトが終わるまでなのか
- 年内なのか
「面接時にも何ヶ月後にこれますか」と必ず質問されます。
ここで答えた期間をベースに伝えてください。
採用時に入社日が決まっている企業はその入社日に合わせて、今後の退職日程を組みましょう。
上司に1ヶ月半もしくは2ヶ月前に報告する
入社日が決まったら、退職希望日の1ヶ月半もしくは2ヶ月前に伝えて下さい。
会社側も
- 引き継ぎ
- 社内の人材調整
- 顧客の割り振り など
最低でも1ヶ月は欲しいです。
いつ伝えたらいいかわならないときは会社の就労規則を確認してみて下さい。
法律上では基本2週間前に伝えたら退職できるとなっています。
えー意外と短い期間で退職できるですね!
法律上は可能ですが、僕も「退職が承認されて、3週間しかなかった」ため、退職日の夜12時まで仕事するハメになりました。
なるべき早く伝えた方がゆとりを持って退職できます。
具体的な上司への報告の仕方は以下の通りです。
まずは上司にアポをとる
人がいない部屋をセッティングする
上司に退職することを伝える
① まずは上司にアポを取る
まずは上司にアポをとります。
上司とは、あなたの部署の課長もしくは部長など決定権を持った上司です。
報告の順番は間違えてはいけません。
あとあと大変なことになります。
まずはスケジュールを確認して必ずアポを取ってください。
上司も多くの仕事を抱えています。
できれば、直接アポを取るのがベストです。
しかし、直接アポを取るのが怖いと言う方はメールやLIENでアポを取っても大丈夫です。
アポをとる時間はできるだけ就業時間中を避けてください。
上司も仕事中に言われたらその日の仕事が手につかくなり、支障がでます。
オススメは就業時間後、もしくは定時の30分前にしましょう。
② 人がいない部屋をセッティングする
次に伝える場所です。
なるべく人がいない場所で伝えてください。
他の社員がいる場所で伝えると他の社員にもあなたの意思が伝染します。
それは円満退職をする上で最悪です。
オススメは誰もいない会議室などを使ってください。
③ 上司に退職することを伝える
アポも取り、伝える場所まで確保したら、上司に退職することを伝えてください。
伝えることは以下のことです。
- 退職希望日
- 退職願
- 退職理由
退職理由は聞かれた時のみ伝えます。
言いたくなければ、言わなくてもいいですが、必ず聞かれます。
基本ネガティブな理由はNGです。
ポジティブな理由を考えておくのがベストです。
なんって伝えたらいいかわかない方はこちらを参考にしてください。
〇〇課長、大変申しあげにくいのですが〇月〇〇日に退職させていただきます。
退職理由
- やりたいことが見つかった
- 次のステージ進みたい
その際に退職願も一緒に提出してください。
退職願を提出することで、
- 「聞いていない」
- 「お前がいつ辞めたいと言ったか覚えていない」
- 「上司が上に報告しない」
といったトラブルを避けることが出来ます。
上司がどうしても退職願を受け取ってもらえない場合は郵送で会社に送ってください。
退職交渉
退職交渉では退職日時、有給の使用、などを会社と最終調整をします。
この際に一方的に伝えるのはNGですが、強い気持ちで臨んでください。
理想は会社と相談しながら交渉を進めます。
しかし、退職交渉は基本難航が予想されます。
その理由は以下の2つです。
上司の評価が下がるから
あなたに長くいてほしいから
急に上司から「残業をない部署に移動させるから会社に残ってくれ」って言われた。
退職交渉で心が揺らぐ場合は会社に残るのもありです。
なぜなら退職後に後悔する可能性があるからです。
その場合はすぐ解答せずに一度持ち帰って時間を使って考えてみてください。
退職交渉で辞めないことを決断すると、「退職をだしに交渉してきヤツ」というレッテルをはられることがほとんどです。
会社に居づらくなる可能性があるので注意してください。
引き止められる理由① 上司の評価が下がる
1つ目は上司はあなたが辞めることで評価が下がります。
そのため、今まで行動してこなかったことを理由に引き止めてきます。
例えば、
- 環境を変える
- 給料をよくする
- 希望する部署に移動させる
- お前が必要だ
さまざまなことを言ってきます。
しかし、待遇や環境はあなたが退職に至るまでに会社が改善すべきことです。
また、日頃の思いも退職を止めるためにだけに過ぎません。
ぶっちゃけ変わらないことがほとんどです。
退職交渉には強い意志で取り組むようにしてください。
引き止められる理由② 長くいてほしいから
2つ目はあなたに長くいてほしいからです。
転職先と退職する企業では思いが違います。
転職先の企業:早く入社してほしい
退職する企業:長くいてほしい
基本は転職先を優先するようしてください。
しかし、退職する企業にとってもあなたは重要な戦力です。
例えば、3年間働いた場合、会社はあなたのために約1500万円の費用をかけています。
会社とってあなたが辞めることは非常に痛いです。
交渉の際には転職先と退職する企業、双方の思いをしっかりと調整してあげてください。
例えば、
- 関わっているプロジェクトが終わるまで
- 年内いっぱい
- 3ヶ月後
転職先がOKを出したら1ヶ月程度の延長は可能ですが、退職先の要望を全てのむのはNGです。
「長くいて欲しい」は退職する会社の都合です。
強い意志を持って交渉してください。
退職届を出す
退職交渉が終わったら退職届を提出します。
退職届に記載することは
- 退職交渉で決まった退職日
- 有給の有無
よくネットで退職届のフォーマットがでっていますが、会社によって様式が違いまいます。
もし上司に聞けるのであれば確認してから書くのがベストです。
基本は便箋に手書きです。
どんな内容を書けばいいの?
オススメは届出テンプレートを使うことです。
500円で下書きテンプレートと便箋が入っており、書き直しが少なく非常に楽にかけます。
退職届を提出するときは封印はせずに上司や人事部が確認できるようにしておくのがベストです。
引き継ぎを完璧にする
退職届を提出したら終わりではありません。
退職日にまでに引き継ぎを完璧にしてください。
引き継ぎの内容は
- 仕事で使う資料・データ
- 連絡先
- 業務で使うノウハウ
- 顧客情報
可能な限り後任者に引き継ぎます。
引き継ぎでの注意点は以下の通りです。
口頭ではなく紙ベースで残す
担当者ごとにミーティングをする。
お客さんへの引き継ぎも丁寧にする。
退職日当日は忙しいです。引き継ぎはなるべく退社日2日から3日までに済ませておくのがベストです。
注意点① 口頭ではなく紙ベースで残す
注意点1つ目は引き継ぎの際は口頭ではなく紙ベース残すようにしてください。
口頭だけだと
- あれこれどうやってやるだっけ?
- この処理は?
- このお客さんの特徴は?
問題が発生した時にわからなくなってしまいます。
口頭だけににすると退職後に問い合わせがきます。
退職後や有給休暇中に電話がかかってくるのは基本避けたいです。
注意点② 担当ごとにミーティングを行う
担当ごとに引き継ぐ人が違う場合は、引き継ぎのミーティングを行うことがベストです。
引き続きのミーティングを行うことで
- 直近の情報が伝えられる
- 顧客から問い合わせがスムーズになる
- 自分がいる間にわからないことの質問ができる
自分の業務を継いでくれる人への誠実な対応は相手だけではなく、自分のためにもなります。
ミーティングが適当だと、転職後、「あいつのせいで問題が山積みだ」と迷惑をかける可能性が高くなります。
注意点③ お客さんへの引き継ぎも丁寧にする。
営業などで社外との関わりがある場合は後任者をつれて挨拶周りをします。
なぜなら、
- 転職後も人脈として役に立つ
- 自分が辞めても良好な取引関係を続けてもらう
- 自分がいる間にわからないことを潰せる
辞める理由がどうであれ、基本は自分の都合で辞めることがほとんどです。
お客さんにとっても、仕事を引き継ぐ人にとっても、引き合わせをしておくことでスムーズに仕事を進めることができます。
お客さんにも誠実な対応を心がけてください。
ビジネスの世界は案外狭いものです。関わらないと思っていた相手でも前職の繋がりや人脈が役に立つことがあります。
退職日当日にするべきこと
退職当日は
- デスク周りの整理・整頓
- 会社でお世話になった人への挨拶回り
- 会社との最終面談 など
やるべきことがたくさんあります。
お客さんから電話がかかってくることがありますが、仕事の件はなるべく後任者に内容を伝えるようにして、自分でやるのは避けてください。
午前中はデスク周りの整理整頓や事務処理などを行います。
デスク周りの整理整頓は基本前日までに私物は持ち帰っておくことがオススメです。
次にお世話になった先輩や他部署で関わりがあった人に挨拶をします。
そして、最終日に面談があります。(会社によってはないかもしれません。)
社員証、保険証、制服など会社に返すもがないかを事前に確認してから面談に行くことがオススメです。
最後は所属部署の方や退職の際に動いてもらった上司にお礼をして会社を出るようにしましょう。
退職交渉がうまくいかない時の対処方法
退職交渉がうまくいかない時の対処方法は退職代行です。
円満退職において退職代行を使うのは避けたいです。
なぜなら引き継ぎや会社の人への配慮ができないからです。
しかし、例外も存在します。
例えば
- 退職を上司に報告したのに1ヶ月間放置された。
- ブラック企業で退職を自分でやると精神が壊れる。
- 上司がやばくて、話すら聞いてもらえない。
そんな時は退職代行を使ってください。
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【退職代行ガーディアン】退職代行は最終手段です。
基本は退職のスッテプを踏んで、どうしてもうまくいかない時だけに使用してください。
まとめ 退職手続きの手順
今回は退職の具体的な手順を紹介しました。
手順① 転職先と入社日を決める。
手順② 上司に報告する
手順③ 退職交渉をする
手順④ 退職届を出す
手順⑤ 引き継ぎをする
手順⑥ 退職日当日
退職手続きは転職活動の最後の締めくくりになります。
退職する際には円満退社を目指してください。
なぜなら、転職後も良好な関係を築くことができるからです。
ビジネスの世界は案外狭いものです。関わらないと思っていた相手でも前職の繋がりや人脈が役に立つことがあります。
どうしても退職手続きがうまくいかない場合は退職代行を使ってください。
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